「JYIA日本ヨガインストラクター協会」は、全米ヨガアライアンスではありませんが、
独自の資格制度があります。
”教えることに特化”して厳しい練習をしますが、修了後にほぼ全員がクラスをもつことが
できる実力がつきます。それは、人前で教えることが怖くないからだと思います。
他のRYT200ヨガスクールと一線を置いて、アーサナをきちんとインストラクションできる、
軽減や効果も理解し、アジャスト・アシストもできるようになるように徹底していました。
説明会&体験会に参加して、わかったその秘密は?
多くの卒業生がレッスンをもてる秘密はなに?
一般的にヨガインストラクター養成講座RYT200を修了しても、教えるのは3割くらいと
言われています。200時間もかけて教えられないのは・・
座学に比べ、教える練習や教え方の内容は少ないです。
JYIA日本ヨガインストラクター協会は、ほとんどの卒業生が何かしらの形態でレッスンを
担当しているそうです!
その差は何だろう。体験会に参加したら解明しました。
WEBや資料ではわからなかった内容が、実際の実技に体験クラスを受けて納得したのです。
体験は受けてみて損はないです。
特に他でRYT200を受けても教えられなかった方や、他の説明会に行った方なら
違いがわかるはずです。

その前にJYIA日本ヨガインストラクター協会について説明します
JYIAライセンスとは
日本ヨガインストラクター協会が認定する資格です。
マスター3級 ヨガの基本を学びます、アーサナは座位のポーズのみ
↓
アドバンス2級 基本のアーサナを理解し、教え方、アジャスト・アシストを学びます。
<認定試験>
シニア1級 上級アーサナ、キッズ、シニア、ピラティスを学びます
<認定試験>
幅広い活動なら1級まで
半分以上の方が、1級までセットで申し込まれるそうです。
確かに、キッズヨガやシニアヨガを、単独でトレーニングに行くとしたら、10万円以上するので
それを考えると安いかもしれないです。
またフリーになると、昼間ならママさんとお子さん向けのヨガをやったり、逆にシニア向けの
ヨガをできると、活動の幅が広がります。
スポーツクラブなら、ピラティスもできるとクラスを持てる幅も広がるそうです。
上級ポーズができると、パワーヨガやフローなど動くヨガもできるようになります。
2,3級でクラスを教えるレベルに
一般的にリラックスヨガやハタヨガを教えるには、3、2級を取得したら問題ないそうです。
3、2級で、RYT200の基本内容をぎゅっと濃縮しているような印象です。
しかも受講料もRYT200に比べ、受けやすい金額。
座学は、卒業してからも学び続けるもの。
それよりも、一つ一つのアーサナを解剖学的に理解して、自分が正しくポーズをとれること。
そして、生徒さんに合わせて指導法を身につけて、軽減法やアジャスト・アシストまで学びます。
全体の説明は以前の記事でまとめています
▶JYIA日本ヨガインストラクター協会なら実践中心で、初心者でも最短2週間で資格所得可能な養成講座

説明会の内容は?
最初に個室でパンフレットをもとに説明を受けました。
ぐいぐいと説明されると思ったら、とても柔らかい物腰のインストラクターさんでした。
資料をもとに基本的な説明でした。
・資格制度
・少人数制
・スケジュール
・授業の取り方、振り替え方
・卒業後の活動
・支払い
など。それに対して質問をするとお答えいただけました。
・丁寧な指導、時には厳しい、毎回前回のおさらいで指導法の復習がある
・オーディションでも丁寧なインストラクションと評価されている
資料だけでは他の養成講座との違いはわからない。まずは、そんな印象です。
受講者は10~60代まで幅広い
なんと今の高校は体育の授業でヨガがあるそうです。
そのため、10代(学生)受講している人もいるそうです!もうびっくり!
今後は10代のヨガインストラクターも増えそうです。
逆に、50代、60代の方も多いそうです。実際に60代の方が1級を受けて、逆立ちのポーズも
練習していたりするそうです。
お子さんが大きくなった40代くらいの方でヨガインストラクターを目指す方も多いようです。
パンフレットやWEBの印象から、20代が多いのかなと思いましたが、意外にも昼間は
40代の主婦層が多いようです。
初心者が6割
なんと、初心者が6割近いそうです。少しヨガをやっていて、もっと深く学びたい方や
知り合いに教えたいなどの理由で受講しているようです。
実際に実技の授業を体験!そして衝撃
ヨガスタジオは一つ、明るく窓が大きいので開放的でした。
生徒さんは4人で、2人づつペアになって、一人が先生役、もう一人は生徒役で
先週習ったアーサナを教えあう練習をしていました。

なんと、2級で今回で2回目の授業!
しかし、皆さんとても落ち着いていて、すらすらと指導していく。
そして、アジャストまで!!
しかも生徒役の生徒さんは、指導法についてチェックシートを書いて
先生役に渡していました。どこができていたか、できていなかったなどです。
これは、へこむこともあるけど、逆に自分のクセもわかるし、鍛えられます。
とても落ちついてすらすらと上手なので、
え?これで2級の2回目ですか??と思わず確認してしまいました。
わかりやすく丁寧でうまかったのです。200時間かける必要ないかも。

先生が両方のペアを見ながら、アドバイスもされていました。そして先生も生徒役になって
あえて間違ったアライメント(姿勢)をして、先生役が見抜けるかもチェックしています。
私としてはかなりの衝撃・・・でした。5回目でこんなにうまいなんて・・・。
実技の授業では1ポーズづつ体感して教え方を学ぶ
先週のアーサナの教え方を終わったあとは、今回の新しいアーサナを学びます。
最初に体感。そしてその体の位置や留意点、軽減法(ベルトやブロックを使うなど)
そして、インストラクターの動き方まで説明がありました。

そして、実際に先生がインストラクションをしながら説明していきます。
私もインストラクションに合わせて一緒にアーサナをとらせいただきましたが、
今までこんな細かくインストラクションしていないので、こんな細かく言うのか・・と、
自分の語彙力不足を実感。
最初は丁寧に長すぎるくらいに覚えるそうです。それで不要なところを省く力を
つけていく。最初から短いのとアーサナへの理解度が違いますね。
その内容を自分の言葉でテキストに書き込んで、オリジナルの教材にしていきます。
毎回覚えるアーサナの資料を渡されて、どんどんと増えていくようです。
理論編も書き込み式だそうです。全部印刷されたものを読むよりも、身になりますね。

しっかりと1ポーズづつ練習していくので、皆さんどんどんと教える力がついていくのが
わかりました。
アジャスト・アシストもセットで覚える
一般的な200時間だと、指導練習が落ち着いたら、アジャストの例を少しだけやって、
あとは卒業後にワークショップでやることもあるかと思います。
ポースを覚える際に、アジャスト・アシストも覚えるので、効率的だし忘れないですね。
声の使い方も
声の出し方もとても良かったので聞いたら、宝塚出身の先生もいて、声の出し方の
指導をされる先生もいるそうです。
とても聞きやすく、そしてアーサナにあった声の使い方が印象的でした。
声って実は重要ですが、養成講座では指導してくれるところはないと思います。
卒業試験は一人60分クラスを行う
3級、2級が終わったら認定試験があり、筆記と実技があります。
今は、1ポーズづつ学んでいますが、その後クラスの組み立て方を学ぶそうです。
卒業試験は、一人60分のクラスを作ってティーチングを行い
先生から30分フィードバックをもらうそうです。厳しいですね。
大手ヨガスクールは一人5~10分の実技試験も多いので、それに比べても、
すぐ教える力になるのだとわかります。
少人数制
表参道で最大12人だそうですが、平均で5~6人くらいだそうです。※池袋校は最大8名
平日は、日によっては一人のこともあるそうです。うらやまし~
マットの間隔もとてもゆったり。少人数で周りに流されずに練習できる環境です。
説明会当日に申し込む人が多いのも納得
この体験クラスを受けたら、思わず入ります!と言いたくなるのがわかります。
ここまで丁寧に「教え方」を教えてもらえる養成講座は他にないと思います。
体験当日に申し込みをすると、52000円の入学金相当額が免除されるそうです。
(1級までの申し込みに限る)
表参道と池袋で、1年以内に自分スタイルで受講可能
東京では、表参道と池袋の2校です。週末だと表参道が土曜日、池袋が日曜やっていますので
同じ内容だったら、振り替え可能だそうです。
表参道校は


飲食店が入っているビルにありました。
表参道校は原宿から徒歩8分くらい。ラフォーレ原宿からほど近い場所です。
池袋校も駅から1分と近くて、通いやすそうです。
受講方法もそれぞれ
最初に実技だけを受けて、学科はあとからゆっくり受ける方もいるし、
同じ日に学科、実技とあるので、続けて受ける方や、
都合が合わない日は校舎を変えて受ける方もいるそうです。
受講期限はなく、通い方は自由!
1ターム3か月なので、次回開催に休んだ回を受けるのも可能です。
お子さん連れコースも開設
また、池袋の月曜コースは「お子さん連れコース」になっています。お子さんを連れて
実技の授業を受けれるのはとても良いですね。育休中に資格を取りたい方も多いはず。
女性のライフスタイルにあった通い方ができるのも魅力的です。
きれいな店内、エステ併設
ヨガスタジオと思えないくらいきれいな店内だと思ったら
エステも併設しているそうです。
ロッカーもとてもきれいでした。ざわざわした感じがなく、落ち着いています。

この奥はエステとなっています。
入ってフロントがあり、右がエステゾーン、左がヨガゾーンです。
エステのお客様もいるので静かです。

まとめ
他のヨガインストラクター養成講座出身者には実技の授業は衝撃でした。
教えかたの練習が足りないし、教え方を見てもらいアドバイスをもらうことも
最後の実技試験のみなので、教えられないのかと納得もしました。
JYIAがおすすめの方
- 全米ヨガアライアンスという資格にこだわらない方
- 勉強したら絶対教えたいと思っている方
- 200時間勉強したけど「教えること」を学びなおしたい方
- 自分のペースで学びたい方 育児、介護、仕事などしている方
- 少人数でゆったりと学びたい方
- 金額も抑えたい方
にはおすすめです!
これから教えたいと学校を探している方にはもちろんおすすめですが、
200時間学んだけど教える自信がない方の学び直しにもおすすめです。
知識(哲学や解剖学、瞑想など)は卒業後も勉強し続けることですが、
指導力は、卒業後はなかなか学べないのが実情。
そう考えると指導力・教える知識をつけて、まずはクラスをもって経験を積むことが
できるようになるのが養成講座に必要なことかなと思いました。
体験クラスにぜひ行ってみてください。
それだけでも得ることが多いはずです!
RYT200では学べないことが身につくので、資格だけで判断せず絶対体験に行ってほしい。
考えが変わると思います。私は目からうろこがポロポロでした。

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