ヨガスクールでは、クラスを教えるより、ヨガインストラクター養成講座を行う方が
圧倒的に利益が取れます。
ビジネスの世界では当たり前ですが、単発や短期間のクラスを売るより
数か月~1年近い養成講座を行う方が、確実ですし、資格講座という名目で高額にできます。
教えることは、養成講座のほうがみんな真剣でついてくるし、カリキュラムも一度作ったら
ブラッシュアップしていくだけ。すでにベテランの先生にとっては、初心者に教え方の基礎を
教えるのはクラスを行うのと同じです。
半日か丸一日の講座なので教えるにもパワーはいるかもしれないですが
一般クラスより、生徒が成長していく姿を見れるのはやりがいあるのではないでしょうか。
しかし、この1年で東京では、指導コースをもつヨガスクールが急拡大しています。
え、こんなところで?というところでまで養成講座をやっていたりします。

全米ヨガアライアンスの登録スクールの数が急拡大。
約130校が全米ヨガアライアンスに登録しているヨガスクール
2017年現在で約130校が全米ヨガアライアンスに登録をしているヨガスクールです。
特に2017年の拡大ぶりがわかると思います。
できてまだ数年のヨガスクールでさえ、基準を満たしていたら登録して、講座を開催できます。
ヨガインストラクターは誰でもなれる時代
怖いことに卒業したら「ヨガインストラクター」になれます。出席率をクリアして、卒業試験を受けたら
修了です。登録したら全米ヨガアライアンスを取得したことになります。
卒業試験で落ちることはまずないでしょうし、最悪きびしかったら再テストをして修了させます。
休んで出席率が足りなかったら次の期に振替が一般的です。
誰でも簡単にヨガインストラクターになれるのです。
修了後が本当のスタート
簡単に卒業できるので、東京だけでも年間1000人以上はヨガインストラクターが誕生していると思います。
いまはもっとかもしれないです。
しかし、その中で実際活動で来ている人はどれくらいかというと3割くらいと言われています。
ヨガインストラクターは余っているし、スタジオも増えてはいるけど、できる人に集中しているように思われます。
なんで挫折するのか。それはまた別にまとめたいと思います。
2019年4月追記
2018年にヨガスタジオがバタバタと閉店しました。2019年も老舗の綿本ヨーガスタジオが閉店。
スタジオ所属しても、安泰ではない時代。自分で集客しておく必要があります。
資格をとれば活動できるわけではないことを理解しておいたほうが良いと思います。
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